色とは何か
最近あんまり泣いていない。 ひそかに泣いておられますか、皆さん。 涙が溜まってきているな〜と漠然と思いながら生きている。涙のことは定期的に考えている。
草木染めの色が美しいなと自分で思うとともに、染色の世界でも、その何とも言えない味わい深い色あいが珍重されています。 そういう価値観はいったいどこから来るのでしょうか。 「草木染めの色は美しいけれど、そういう色が人間の目にどのような感じを与え…
こんにちは。今日は雑談をします。 いつも雑談っぽいブログでは?と思った人は、よく読んでくれててありがと!これまでずっと、色持ちの良い染め物を心がけてきました。 色を持たせるためには、使用する染料をどれにするかということや、染め方の工夫を考え…
こんにちは。前回の記事の続きです。 shiborizomeko.hateblo.jp
今日書こうと思うお話は、私の思い込みの可能性だってかなりあるんですが、まずはお話してみます。色の話です。
こんにちは、絞り染めのカラーがブラックだとやや珍しいため黒い色で染めてみています。 例えばこんな感じです。 黒い絞り染めストールの記事はこちら(文末に完成写真あり)↓ shiborizomeko.hateblo.jp
青色を美しいと思う。わざわざ言うまでもないことだけど、言いたかった。 絞り染めは昔から藍染めのものが多いし、Pinterestで絞り染めを検索すると藍染めの画像がかなりヒットするし、Instagramで繋がれる絞り染めの作家さんを見ていても藍染めの作品がとて…
こんにちは、最近草木染めをしていて思うことをユルユルと雑記風に書いてみます。
こんにちは。前回の黒豆と錆び釘のお話の続きです。草木染めの染色における、媒染とは何でしょうか。染料の色素をよく発色させるためと、煮出した色素と布の繊維分子とをしっかり結合させるためなんですって。 大まかな説明はそれで済んでしまいますが実感と…
こんにちは。「色」という言葉が気になっています。色という日本語はどうやって出来たのか?ということを考えてみます。辞書をひいてみると、色という単語がつく言葉が多いです。色合い、色遊び、色々、色香、色敵、色硝子…色が頭につくのだけで150語以上も…
染色を始めてからもうそろそろ5年になる、絞りを自分で染めるなら天然染料と化学染料のどちらがいいのかというのを、作りながら使いながら、その色の違いについてぐずぐずと考えてきた。 作るものが何なのかによって用途を考え、同じ染料でも選んだ布の素材…
この頃、絞りを染める色をどんな感じで決めているのか?ということについて書いてみよう。 この辺もすっかり初夏に染まった。紫陽花の蕾が次々と開くのを子供を連れて歩きながら眺めている。今年の真冬頃、絞りをどんな色に染めるのか思いつこうとして、うっ…
3月になりましたが、まだ寒いこのあたりでは梅も咲きません。4月のお花見が待ち遠しい。 最近は、毎月、絞りを一度は染色するという目標を達成できるようになりました。ちょうど一年前お米を研ぐことができなくなった時期がありましたが回復し、染色もできる…
最近、自作の草木染めの布の色がきれいに経年変化したのでとても驚きました。それは3年前に茜で染めた桃色の木綿のしぼりの布です。毎年春だけ壁に飾り、またしばらくの間箱にしまってありました。染めて水通ししたあとは洗濯をしていません。 去年の春に出…
染め色について考えてて、ブログに書いたりしていますが疲れました。そういえば好きな色は何か、って聞かれると昔から答えに詰まっていました。好きな色は何かと聞かれてすぐに答えられますか?例えば紫が好きだとして、青っぽくて濃い紫と、ピンクっぽい薄…
これまで読んだ資料の中から、色についての文章を選び紹介するシリーズの3回目です。前回は昨年9月29日でした。久しぶりです。今回引用するのは柳宗悦の「手仕事の日本」という本からです。 私が絞りを習い、自分で染めるようになった4年前頃に初めて読んで…
今年はどんな色に染めよう〜などと私は考えかけて、すぐに思考が止まった。 去年と今年のどこが変わるのかと思うと、意識的に変えられるのはどちらかというと多分模様のほうで、色はあまりコントロールできないと思っている。だいたいのものには色とかたちが…
色について気になってしまうようになった。この間、染め物と関係がないと思って見ていた言語学のYouTuberが「数と色は共通している」と言ったのを聞いて、耳が過剰に反応した。2年くらい前に読んだ『ヨーロッパの装飾と文様』(海野弘 著)の始まりの「装飾 …
染め物をやっているのだから、布の染め色についてはこれからは一生懸命考えなければならないと思います。でも染めたものを見て「うーん」とか唸っていても特に何も起きず、出るのは「なかなかいいね」か「これはダメだね」という感想くらいです。実物を見な…
高校のとき合唱部で、公立高校の混声にはよくある部員数の面で貧弱な部活だった。壮大でかっこいい曲をやりたがる人もいたが、私は小さい曲を推薦していた。出せる音にとても似合うからだ。「真昼の星」という曲の歌詞で「ひかえめな こどくなほしは まひる…