2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

令和5年5月27日(土)しぼりには「足」があるということ

あし。足。あなたはこの言葉から何を思い浮かべますか。 絞り染めには「足」があるということを今年知りました。正確にいうと絞り染めに「足」と呼ばれる要素があるということを知った、ということなんですが。それを今日は説明してみますね。 私は絞り染め…

令和5年5月21日(日)イギリスの絞り染め作家と『「いき」の構造』

イギリスの絞り染め作家/研究家であるジェーン・カレンダー氏は日本の絞り技法を学び、技法を組み合わせて独自の世界を表現しています。作品集のような研究書のような「stitched shibori」(※フランス語版は「nui shibori」)を購入し本を開いたとき、日本の…

令和5年5月14日(日)週1回の制作日記が1年継続したので振り返ってみる

こんにちは。今日はブログに関する振り返り記事です。 このブログは、絞り染めの制作について記録するために4年半くらい前に作りました。でも絞るのに時間がかかるし、染めるのも失敗が多くてうまく書けないという理由から、ある程度長期間の報告をまとめて…

令和5年5月9日(火)縫い絞りは面倒くさいか?

布に描いた輪郭の線の上を、細かいときは1ミリの針目で縫い、その縫った糸を引いて絞っています。それを染めると絞り染めの模様ができます。「大量生産の機械プリントや、一度に何枚も染められる方法があるのに、何故そんなに面倒くさいことをやってまで絞り…

令和5年5月2日(火)絞り咲きの花

「絞り」というワードを見かけると、つい反応して目が覚めてしまう。北東北のわりに今年は春が早かったから、4月からもう次々と色んな花が咲き世界が華やかになり、花のことを考える時間が増えた。 しばらく前に「絞り咲き」と聞いて、ああ花のことねと気づ…