繊維と手入れ
「下手の長糸」という、縫い物の不得手な人間へ向けた揶揄の言葉があります。 意味は「まったく、下手ほど長い糸を使いたがるよ。そうら、絡まった」みたいな意味で使われるみたいです。
こんにちは。しぼり染めストールの両端を「フリンジ加工」した話をします。こんな感じです。
こんにちは。今日は木綿についての個人的な思いを書きます。もともと手ぬぐいが大好きなので肌触りのよい晒(さらし)木綿を選び、絞り染めに使っております。 肌寒い季節になってきました。小さな子供の首に巻いていた絞りの手ぬぐいを取ってひとりでゆっく…
7月のどっしりと重たい湿気が子供を病院に連れていく予定で余計重たく感じ「今日は麻のブラウスを着ていこう」と思った。引き出しから取り出そうとするとひやりと冷たい。あっと思って木綿スカートと比べて触ると、そっちは今の気温をそのまま吸い込んだよう…
こんにちは。前前前回の記事の続きです。微妙な間があきました。 前半の記事では「晒す」という言葉の意味を自分が知っている範囲で書いたりしていて、大まかな内容は2つ。1つめは「晒とは布そのものではなく、作られる際の工程を呼び名にしたものである」と…
こんにちは、しぼりぞめこといいます。ハンカチ、手ぬぐい、ロング手ぬぐい、などを絞り染めして使っています。風呂敷も染め始めました。どれも四角い布ですが、今回の文章はそれらを代表して、手ぬぐいのお話です。2つ前の記事で「さらし考」という前編記事…
さらしって何かわかりますか?日本人ならば常識ですか。包丁一本さらしに巻いたことはないけれど、子供を産むときに腹帯を巻いたことは一度だけありますね。と言っても昔の巻き方がよくわかんないし、つわりや息苦しさがあったので、ほぼ当てただけでもうOK…
前回の続きです。染色を4年続けてみて、染める布(繊維の種類、織り方など)によって染まり具合や何やかやが、色々違うなあと感じて。それで、身近なところで出来る範囲で布の勉強をはじめようと思った…という話を書きました。 あとは本当にタイトル通りなんで…
繊維の性質によってそれぞれ合う染料が違うし、布の種類によってしぼりの染まり具合も変わってくるんだな〜!と、ちょうど4年間染めてみて、実感しています。 染色の基本的な知識が全くないところからのスタートから、ようやく繊維の勉強が必要だと思い至り…
最近、自作の草木染めの布の色がきれいに経年変化したのでとても驚きました。それは3年前に茜で染めた桃色の木綿のしぼりの布です。毎年春だけ壁に飾り、またしばらくの間箱にしまってありました。染めて水通ししたあとは洗濯をしていません。 去年の春に出…