令和6年2月8日(木)フリンジを作りました

こんにちは。しぼり染めストールの両端を「フリンジ加工」した話をします。こんな感じです。

フリンジは、布の切りっぱなしの部分の緯糸を一本一本外して避け、残った経糸で作ります。
今回、全長が130センチ程度と短めの布だったため、フリンジの経糸部分を6センチにして、その糸束を捻りあわせて、結び目をつくり、最後に毛先をカットして仕上げました。

絞り染めの素材である布のことを良く知っておきたいな、と考えています。
それには、織物を始めるしかないのでは?と考えてみたこともありましたがそれは実現していません。

以前、絞っている布の端っこの糸をたまたま解いたら、繊維の感じがちょっとわかった、ということがありました。

令和5年3月20日(月)布を知りたくて、糸を解した話【後半】 - しぼりぞめこの制作日記


織り糸は縫い糸よりもゆるい撚りです。

フワフワとした経糸を撫でながら、均等に分けたり、捻り合わせたり、結んだり。
絞り模様のあるところを解いたので、白色混ざりのやさしいフリンジになりました。

布の作りをちょっと逆回転して見せてもらうような、充実したフリンジ制作でした。

完成写真です

それではまた次回。