令和5年2月5日(日)色の話はいったん止めて光の話をしましょう

染め色について考えてて、ブログに書いたりしていますが疲れました。そういえば好きな色は何か、って聞かれると昔から答えに詰まっていました。好きな色は何かと聞かれてすぐに答えられますか?例えば紫が好きだとして、青っぽくて濃い紫と、ピンクっぽい薄い紫はかなり、違うものじゃないですか。色について考えることは好きで楽しいのだけどそれを再現したり伝えたりするのは難しいので、そこで「なんかもう疲れた」となってしまう。

たとえ同じ布を半分に切って、2人でそれを分けあって所有したとしても、2人の家の光の感じも2人の人間としての色彩感覚も違うので同じ色には見えないのでは?…のような話をこの間ここで書きました。

過去に学んだはずの色彩学の勉強を改めてしようかとチラッと考えたけど、まずは光について知りたいと思っています。光がなければ色は見えないので。光がだんだん暖かさを帯びてくるのが「春めく」っていう現象なんじゃないでしょうか。そんな今ごろの時季に、光について誰かと話したいなあと思っています。