令和4年10月7日(金)染めを失敗してしまった

一昨日染めた絞りを解いたら失敗していました。私が絞りを染めるときの分かりやすい失敗は、大きく分けて2種類あります。かたく留めたと思っていた絞りの糸が染めている途中で解けてきてしまうタイプと、布と布が重なって思わぬ防染をしてしまうタイプです。今回は後者の理由で失敗しました。私の中で最高に細かい巻上げ絞りを使った模様で、2年前から取り組んでいます。

絞り同士の間に少し大きめの地色のスペースがあるとその部分の布が周りの絞りで縮んで袋状になるのですが、そこが重なりやすいので、結果できてもらっては困る防染ができてしまいました。それは白いシミのように見えます。

絞りはうまく行けば糸を解いたときの喜びが大きいですが、失敗するとまるで水の泡のような気持ちです。がっかり。次回はポイントに気をつけて染めましょう。