令和5年10月26日(木)【雑談】舐められる女と手仕事/しぼりのYouTube開設その後

今日は雑談なので、いつもよりもさらにたいしたことをかけませんが、それでよろしかったら、せっかくなので寄ってってください。

秋になって、なんだかホッとして疲れがでたと思ったら、ネット上で変な人に絡まれてしまいました。あっこの人は様子がおかしいなと感じたあたりで、急いで距離をとって事なきを得ましたが。でも、なかなかしつこかったのでもう少しのところで「お前も絞り染めにしてやろうか…」(※注)と言いたくなりました。言い(書き)ませんでしたけどね。お口の周辺を糸で縫って全体的にキッチリ絞り上げてやろうか?とは思いましたね。※→デーモン小暮閣下の楽曲、「蝋人形の館」のなかの有名な一節である「お前も蝋人形にしてやろうか」の応用です。

かくも女は舐められやすい。無力そうに見えるからですかね。ただ、細かい模様を絞っている作業中はそんな変な人も寄ってこない気がするんですよね。今、なんとなくそう思ったのですが、どうしてでしょうか。もしかしてちょっと怖く見えるとか?いっしんに手を動かしている人間からは、そこはかとない殺気が発散されているのかもしれません。

手仕事に夢中になっている女(男でも)はどうやら、気軽に人を寄せ付けない感じがありそうです。古(いにしえ)より、日本だけでなく世界の布には魔除けをあらわす細かい模様の布が色々と存在します。例えば日本には三角形を用いてデザインされた蛇の身体をあらわす「鱗文様」があり、私が初めて絞りの工賃を稼いだ、思い出の深い文様でもあります。1年のなかの暇な時期に、または日が落ちてしまったが眠れぬ夜に、絞りに限らず人々がこつこつと続けてきた手仕事という行為には共通して「魔除け」の効能があった、という仮説をたててみました。今。

魔除けを願う文様のほどこされた布を纏うということもそうですが、それをまさに作り出している手仕事の作業段階自体が、すでに魔除けであったのだと考えられないでしょうか。体が小さく力の弱い女性にとって、手仕事自体も魔除けであったのではないか。私はそんな気がします。そういう文献がないか調べてみようかなと、ちょっと思いました。

それでは次の話題へ。

7月から、オリジナル絞り染めを紹介するチャンネルを始めました。1分間程度の動画を時々アップしてます。自分の布を客観視するのに役立っています。静止画だと伝わりづらい布特有の質感や性質、動き、透ける感じなどが収めやすいということを感じます。そして、糸抜き工程の動画を最初に撮りましたが、絞り染めの、端から見ていて面白く感じやすい側面を抜き出してコンテンツ化し、わかりやすく消費してもらうということは良し悪しかな、と思ったりもしています。しかし、動画や文章や静止画像を使って、なるべく色々な特徴を紹介していければ「おもしろ〜」という部分をピックアップすることは必ずしも悪くはないかもしれない、と考えています。

始めたときは0人だったチャンネル登録者も8人に増えました、すごい。その人たちは絶対幸せになりますように!ありがとうございます。動画に頂いたコメントをなるべく読んでもらいたい為、申し訳ないのですが、コメントへのこちらからの返信は「いいね」やハートマークでかえさせて頂いています。

思いついたことを色々試しながらしばらくは続けてみたいので、更新もボチボチとがんばります。引き続きチャンネル登録と高評価宜しくお願いします。今回もお読みくださって、ありがとうございました。

YouTubemari_nui_shibori - YouTube