令和4年11月8日(火)たのしい杢目(もくめ)しぼり

縞模様に着目して色々試行錯誤していたら、「杢目(もくめ)しぼり」という技法を自然とやってみることになった。ちょうど木目のような模様になるからそういう名前がついたのかなと思う。この間直線を縫って縞模様のしぼりををつくっていた。線同士が5ミリ間隔くらいまで近づくと、絞ったときに蛇腹のようになる。それが杢目しぼりの技法だ。色々と縞模様の間隔を変えては染めていた途中、あれ?これはもしや?と思って技法の本を開いたら杢目しぼりだった。

技法はとても細かく分かれていて、同じような縫い方でも密度を変えると絞ったときの形がだいぶ違ったりするので、染まる模様も変わる。しぼりの技法は細かく分かれているのでひとつひとつ独立したものを身につけるのだと思っていたのだが、気づいたら横断しているという感じの経験ができて面白かった。