令和6年1月18日(木)しぼりぞめこは、なぜ化学に近づきたいのか

しぼりぞめこですこんにちは。
少しずつ化学の勉強をしているので、今年も続けてみようと思っています。
昨年の9月に、化学の勉強を書くノートを作り、表紙に「染色のしくみ 勉強note」というタイトルを入れました。

化学を勉強したい!という気持ちは、しぼり染めを始めたころから漠然とありましたが
私は高校の頃から理系が苦手で、化学式を見ると頭がストップしてすぐ別のことを考えるか、寝る、というような人でした。
そんな私が今更、化学をどんなふうに勉強していいか良くわからずにいました。

ただ、高1のとき、生物の先生に意外なほど褒められた記憶があります。
美術をやっていた私からすれば、膨大なスケッチの課題がある生物のノートを鉛筆デッサンと同じ気持ちで克明に描いていった、というだけのつもりだったのですが
「あなたは生物の本質を理解している!」と過大評価されたんです。

そういう記憶から、なんとなくなのですが「勉強って色々な側面があって、学校で教える教え方だけではないのかもしれないよな」という気もしてきました。
そんなこともあり「私ごときが化学をわかろうなんて時間の無駄でありバカみたいである」というネガティブ思考を潰して、「まあまあ、マイペースでやっていけばいいよね」と思うようになりました。

次回、なぜ染色をやる私が化学を必要としているかについて、考えながら書きます。よろしくお願いします。

令和6年1月16日(火)「絞り染め」を説明できますか?

絞り染めを始めて2年目くらいから、長い歴史があるのに現代ではまあまあマイナーな存在の絞り染めのことが、改めて気になってきました。
絞り染めって何なんだろうか?
私は一体、何をやろうとしているのだろうか?

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令和6年1月12日(金)化学のイメージは変遷している/料理研究家リュウジの本

今回、主に本の感想と雑記です。

年明けに、料理研究家リュウジ著『料理研究家のくせに「味の素」を使うのですか?』(河出新書)を読みました。
面白かったし、普段SNSYouTubeの御本人の雰囲気からすると意外に感じるような、落ち着いた内容の、読みやすくはあるけれど硬派な文章でした。

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令和6年1月4日(木)去年の振り返り記事5選

新しいものを作るには、以前のものを見直す体験も必要だと思う。試作して溜まった布を引っ張り出してきて、縫い合わせ1枚のストールをつくり、布の両端を解いてフリンジにした。そうしたら家族から良い感じの反応をもらった。
時間が経ち、組み合わせ方を工夫すると、以前の私の布にもなかなか良い模様があった。自分の持ち駒というか、あれとあれを組み合わせて違うものができそうだな、と頭のなかで想像する体験。
文章でも、それをやってみたい。

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令和6年1月2日(火)今年の抱負、これから作るしぼり模様についてめっちゃザックリと語る

去年の心残りとして「もっと多くのしぼり模様デザインを作れたら良かったなー」という気持ちがあります。そういう不満をあげたらきりがなく、制作が継続出来ることがすでに幸せな話ではあるのですが。
小さな布だけでなく大きな布も染めたいと思い、それがなんとか実行できたのがとても良かったポイントでした。
ただ、絞り作業に時間がかかるので、1年でできることは本当に限られているなと思いましたね。

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令和5年12月29日(金)約5年間の染色期間を振り返り、絞り染めの好きなところを語る

こんにちは。1年が終わりそうです。
誰かに向けた手紙のように書く、今年最後の文章になります。以前からの引き続きのスタイルで、しぼり染め制作に関することを1年間、月4回ペースで書いてきました。
絞りを自分で染めるようになってから5年間が経過しました。5年って節目っぽいじゃないですか。手短かにですが振り返ってご報告しますね。

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令和5年12月24日(日)化学音痴

染色を始めたばかりの、ごく初期のころに図書館で借りてきた染色の手引き書から「染色は化学であるよ」というメッセージを受け取ったことを覚えています。
基礎的な知識が足りない私は、化学を専門としている人と繋がることはなかなか難しいのですが、チャンスがあればそういう人に染色のことを質問できるくらいになりたいです。
まあ、そこまでいかなくとも世間話くらいは出来るように。

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