令和3年6月7日(月)

こんにちは。久しぶりにしぼり染めの「染め」の部分の工程をすることができて嬉しいな。工程は意外と多くて模様デザイン、絞り作業、染め作業、糸解き、水洗い(水元)、アイロン(湯のし)。自分の体調や、取りやすい制作時間と時間帯、そして気分によってどれかを進められるように、なるべく色々な段階の絞りを用意しています。さっき手鹿の子絞りの手ぬぐいの糸解きで布を引っ張ったら布地を2ミリほど誤って裂いてしまいました。2年前に絞った布で、染まりつきやすいざっくりした織りの薄い木綿ですが、時々絞り糸が取れづらいものがあったので、ある程度引っ張って取れないときは糸のほうを引っ張って解くほうが良かったんだな…と反省。前にも同じことをしたのにちゃんと覚えて置かなかったので失敗です。布地の特性は色の染まりつき方だけでなく、他の工程の作業にも影響があると学びました。