令和4年7月21日(木)ハサミを新調する

ここのところ、しぼり染めの布で色見本をつくりながら使えるものがほしくなってきて栞をつくり、そのまた残りの小さな端ぎれ、というか小さければ1センチ角程度の端材が出る。それをシールにしてみている。丸、楕円、四角、亀の甲羅のような六角形などの小さなしぼり染め布シールで、お手紙やポチ袋の封をするために。

栞も、シールも、布を紙に接着してハサミで切り抜く。カッターは使わないかわりに慎重にきれいに切る。これまで使っていた工作ばさみは少し弱っているので新しく買った。布と紙を一緒に切るからうっかり布用ハサミをつかわないように。これでさらにキレイに切れるかもしれないと思うとうれしい。

ところで、しぼり染めについて調べると必ず、古い手仕事の話にあたる。昔は布を大事にしていた。それについては意外ではないが「大豆一粒包める布は捨てない」と来るとやはり自分は現代人なのだなと思うが、時間のかかるしぼり染めをしていることで少しは小さな余りの布に対する眼差しが変わった。豆一粒を包むのは3センチ角くらいかなと思う。それならばシールはふたつくらい取れる。